ボローニャ、食の都と呼ばれる街でお勧めのレストラン その1

イタリアのボローニャは大好きな街です。

ヨーロッパ最古の大学があることから、学生の多い活気のある街で、そのためレストラン、カフェ、バー等も新しい店がどんどんオープンしています。

十数年以上前イタリアに滞在していた時に、すでに日本食料理のお店やおしゃれな寿司バーがオープンしたり、おしゃれなカフェや自然派ワインを出すワインバー等がありましたが、今はまた更に色々なお店があるようです。

そんな中、老舗の部類に入るお店?、『Da Pietro』は地元の人にも観光客にも人気のあるボローニャの伝統的な食事や手打ちパスタが楽しめるトラットリア。

予約は必須。

上から見ても下から見ても顔になるちょっとユニークがショップカード

ラディッキオとペコリーノ、梨のサラダ。

カボチャのスープ

ボローニャの定番、タリアテッレアルラグーボロネーゼ

 

スモークした2種のチーズをたっぷりかけたほうれん草の手打ちパスタ

ドルチェは写真がありませんが、家庭的なトルタがイタリアらしい素朴な美味しさです。

店内は席と席の間が結構狭く、にぎやかな感じですが、地元の人、観光客が入り交じって、楽しい雰囲気で食事ができます。

サービスもテキパキとしていて気持ち良く、英語も結構通じます。メニュー名さえわかれば、指差しでもいけます。以前お客様にお勧めしましたが、とても喜んで頂けました。

次は滞在したAirbnbのオーナーお勧めのお店を紹介します。

 

 

 

ただ今のランチのパスタ

シェフのお任せコース以外の、通常のランチはパスタ3種類、メイン料理3種類をご用意しています。

税込1650円のAランチはパスタを、2900円のBランチはパスタとメイン料理を選んで頂きます。

パスタは大抵、お肉を使ったパスタを1種、魚介または野菜を使ったパスタを1種、手打ちパスタを1種ご用意しています。

ただ今のランチのお肉を使ったパスタは、これ。

豚肉と松の実のスパゲッティー 小松菜のソース。

丁寧にとったブイヨンと小松菜を合わせソースにしています。

松の実の香ばしさと食感がアクセント。

 

宮崎県が誇る尾崎さんの尾崎牛

故郷宮崎の尾崎牛は何かしらメニューに常にあります。

例えば、シンプルに炭火焼。

 

煮込みにしてパスタのソースとしてラグー。

 

尾崎牛スジをカルボナーラにしたり、

尾崎牛のタンを68度で38時間かけてコンフィにしたり。

モツは煮込みにして、ひよこ豆で作った器に詰めて。

幻の和牛と呼ばれ、今や世界が注目する尾崎牛。

生産者の尾崎さんは、自分で食べたいと思う牛肉を目指し、

20年かけてかけて研究した自家飼料、天然湧水を与えてストレスなく育てた健康牛、それを30か月長期飼育することによって、胃もたれしない牛肉をつくりあげています。

初めて牧場に伺った際に尾崎さんが熱く語ってくれました。

修業したエミリア・ロマーニャ州ではあまり牛肉を使うことがなかったため、オープン当初は牛肉をメニューにのせることはありませんでした。

帰省で知った尾崎牛、尾崎さんの情熱に触れ、2009年からずっとメニューに尾崎牛をのせています。

 

手打パスタ、色々

修業先、イタリアのエミリア・ロマーニャ州は手打ちパスタが有名です。

一般的に南イタリアは乾麺、北は卵の入った手打パスタがよく食べられると言われていますが、北を流れるポー河流域は稲作地帯で、よくお米料理も食べます。ミラノでは黄金色のサフランとパルミジャーノのリゾットが代表的名物料理になっていますし、ヴェネチアでは魚介のリゾットやイカ墨のリゾットも有名です。

これは小海老とパプリカのリゾット。サフランのソース。ディナーでお出ししています。

エミリア・ロマーニャを代表するパスタは、ボローニャのタリアテッレ・アル・ラグー、ボロネーゼと言われるミートソースの手打タリアテッレが代表的です。

店でもよく出しています。

ランチでもお出ししているラグーのタリアテッレ

そして薄く伸ばしたパスタとパスタの間にお肉ラグーとベシャメルソースを重ねてオーブンで焼いたラザニア。

これはイタリア全土の家庭で食べられる家庭料理でもあります。
野菜だけのラザニア、魚介のラザニア、リコッタチーズのラザニア。
色々あります。寒い時期に熱々を食べるのが美味しいですね。

 

こちらは店で作ったカペレッティ。エミリア・ロマーニャを代表する詰め物パスタです。

帽子のような形から、帽子型パスタなどとも呼ばれています。
ほうれん草とリコッタを包んだものやカボチャをペースト状にして包んだものが人気です。家庭でも作りますし、お惣菜やパスタ屋さんのショーウィンドーにこの詰め物パスタは並んでいます。

これはモデナの市場のお惣菜屋さん。手作り手打ちパスタやニョッキが並びます。

宮崎の霧島高原純粋黒豚のカペレッティ アスパラガスのソース ディナーのメニューです。

トルテリーニ・イン・ブルードという、スプーンに8個ものる位小さな肉を詰めたパスタを丁寧に作ったブロードとともに食べるのも冬のエミリア・ロマ―ニャでは外せない一皿です。

まだまだ色々なパスタをその季節の食材と合わせてご用意しています。
続きは、また別の機会に。

 

 

パーティープランとディナーCコースの違い

今のシーズン、歓迎会のご予約を頂いていて、
よくディナーの食事のコースについてご質問を受けるので、
ご案内します。

パーティープランとCコースの違い

 パーティープラン  Cコース
 お通し 1種 2種
 パン  2個 お代わりは有料 3種+グリッシーニ お代わり可
 メイン料理 大皿盛り お1人様ずつ盛り付け
ドルチェ 一口サイズの小さいドルチェ ドルチェ以外にチーズ、食後酒の選択可
 食後のお飲物 コーヒーまたは紅茶 カプチーノも可
お茶菓子付き
 コースの内容 皆様同じ内容でお任せ メニューから選択(ただし3名様以上のグループの場合前菜からドルチェまで各2種類までの選択)
 コース代金 3980円(コぺルト別) 5000円(コぺルト別)
選択した料理によって追加代金あり


小さな店ですので、趣味のサークルのお集りや法事等に貸切もよくご利用頂いております。

トータル金額、ランチ70000円、ディナー120000円(税抜き)から貸切にできます。

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。