イタリア紀行7 フィレンツェのお勧めパニーニ

イタリア修行に行っている元スタッフ石井が、フィレンツェ町中の色々なお店でサンドイッチ、パニーニを食べ歩いてるよう。

そこで特におすすめの3店をご紹介。

『Nobile Bistro』ノービレ・ビストロ

Piazza di Madonna degli Aldobrandini 13

ドゥオモ北西にあるサンロレンツォ聖堂の近く。

石井はお店のおじさんと仲良くなるほど、しょっちゅう通っている1番のお勧めだそうです。

左側にランプレドットと看板が出ていますが、

これはフィレンツェ名物、牛の第四の胃袋の煮込みのサンドイッチがあります、ということ。

ノービレのランプレドットとラルド、ペコリーノのサンドイッチ

フィレンツェのあるトスカーナ州ではモツ料理をよく食べるのですが、

レストランで見かけるのはせいぜいトリッパの煮込み位。

このランプレドットに関しては、町中にある屋台やサンドイッチ屋さんでのみ見かけるような気がします。

石井の報告によると、最近フィレンツェはパニーニブームなようで、

色々なおしゃれな美味しそうなパニーニが人気なお店が沢山あるそうです。

 

2軒目、驚いたのがこちらの店。

All’antico Vinaio アンティコ・ヴィナイオ

Via dei Neri 74R

ウフィツィ美術館すぐ近く

え、この外観、この店、15年前初めてフィレンツェに行ったときに寄った昔ながらのワインバーじゃないか?

当時は朝からコップでワインを飲むような労働者系の地元客が多く、でも1ユーロで美味しいクロスティーニがあり、お惣菜も温めてくれて、小さなカウンターで寒い中、トマトとパンのスープ、パッパで身体を温めたのを思い出しました。

石井に伝えると、

「今はすごい行列のできてるパニーニ屋さんですよ。午前中に行ったからすぐ買えましたけど、お昼は待ち時間が大変です。」とのこと。

5ユーロで好きな具材を挟めるそうで、巨大なパニーノは少食な人には食べきれないくらいのボリュームだそうです。

 

3軒目は、

『I fratellini』イ・フラテリーニ

via dei Cimatori 38/r

ドゥオモからウフィツィ美術館に行く間、シニョーリア広場の少し北、

町の中心にあります。

日本語のメニューもあるそう。

生のサルシッチャと茄子のパニーノ

トスカーナの人達は生のサルシッチャ、つまり、生のソーセージが大好き。

でも豚肉なので、生では食べないように、と警告されているにも関わらず、

結構皆生で食べます、、。

でも公には多分売ってはいけない気がするのですが、大丈夫なようですね、、。

ここのお店以外では生のサルシッチャはみかけない、と石井も言っていました。

レストランでパスタや肉料理を食べるのに疲れたら、

こんな昼食もお勧めです。

 

イタリア産馬肉

ディナーの新しい一皿、前菜です。

イタリア産馬肉にそのコンソメスープ、トリュフとポレンタ、スパイス風味の大根。

熊本では良く食べられる馬肉。

最近は東京にも馬肉専門店もいくつかでき、また専門店でなくとも馬肉を扱う店は増えています。

イタリアでは馬肉はヴェネチアのあるヴェネト州でよく食べられます。

こちらはヴェローナで食べた馬肉料理。

市場で売っている馬肉

スーパーや市場にも普通に売っていますが、別の州に行くと、

『馬肉?ちょっと食べられないな、、』という人も多く、もちろん需要がないのであまり見かけることもありませんし、レストランのメニューにもありません。

馬肉はタンパク質が多く、アミノ酸が豊富、旨味がとても強いんです。

カルシウムにおいては牛肉や豚肉の3倍とか。鉄分も豊富で豚肉の4倍。

さらにビタミン類も豊富。

そんなイタリア産の馬肉を同じく北イタリアの名物ポレンタと合わせました。

是非お試しを。

 

 

イタリア紀行6 フィレンツェで自炊

イタリア修行に行った元スタッフ石井が、

イタリア生活の様子をラインで報告してくれ、

イタリア的な生活ぶりがなかなか面白いので、皆さんにも報告しているイタリア紀行。

今回は自炊している様子をご紹介。

フィレンツェの中央市場で買い物を。

黒キャベツ等の野菜、すべてで2ユーロ、260円位。

欲しいものを、必要な量だけ、量って買うことができます。

このくらいほしい、というと量りにかけてくれ、黒キャベツは200gだから1.59ユーロ、玉ねぎは70gだから0.9ユーロね、のような感じで売ってくれます。

黒キャベツは日本ではなかなか手に入らず高級野菜ですが、イタリアではポピュラー。

トスカーナではズッパに欠かせない野菜です。

ヨーロッパは土にミネラルが豊富に含まれている土壌も多いため、そこで育つ野菜はミネラル豊富。市場には有機栽培をしている野菜を扱うお店も多く人気があります。

セロリがしょっぱい、人参が甘い、肉も味が濃い、との報告。

鶏肉は丸ごと購入。1キロ4ユーロ、だいたい500円ちょっと。

モモはビールトマト煮込み、胸は鶏ハムに、ガラでブロードをとったそう。

黒キャベツはガラからとったブロードと赤ワインと合わせてパスタソースに。

 

フィレンツェ生活を楽しみながら調理しているようです。

市場では手頃な値段で野菜や肉を買うことができます。

今はAirbnb等、キッチン付きの滞在先も簡単に見つけられます。

ボローニャでのAirbnb滞在記はこちら

市場で買い物をして、それを調理する、イタリア生活を楽しみながらの旅行も良いですね。