イタリア、ボローニャのお勧めレストラン その3

食の都と言われる、エミリア・ロマーニャ州、ボローニャで美味しいレストランは沢山あれど、

チーズや肉がふんだんに使われているこの地方の郷土料理を、昼、夜と2回、レストランで食べるには、日本人にとってはなかなかきついです。

以前に紹介したボローニャ郷土料理のトラットリアの記事はこちら。

ボローニャのお勧めレストランその1 ダ・ピエトロ

ボローニャのお勧めレストランその2 トラットリアダ・メ

 

郷土料理は食べたい、でもそんなに量は食べられないし、時間もそんなにかけたくないし、軽く食事をすませたい。

そんな時お勧めなのが、エミリア・ロマーニャ州の名物を軽く食事ができるお店。

『ボルゴ979』

『Borogo979』

Via Goito 12/a Bologna

マジョーレ広場から駅方向へインディペンデンツア通りを北に進み、東に少しはいったところです。広場から徒歩5から6分位。

 

 

タリエーレ・ローゼ ハムの盛り合わせ 真ん中にはチーズとハムのペースト 10ユーロ

 

トスカーナのシエナのチンタセネーゼの生ハムや、ボローニャのハムのモルタデッラ、サラミ、チーズと美味しい地ワインとともに、ちょっと変わったエミリア・ロマーニャ州の山の地方のパン類クレープ類のティジェッレ、チャッチ、ネッチ、ピアディーネが食べられます。

 

4種のティジェッレ 2.5ユーロ

イングリッシュマフィンのような形をしたティジェッレを、横にナイフを入れ、ハムを挟んで食べます。

 

チャッチ

ひよこ豆の粉で作ったクレープのようなもの、チャッチ。

 

ネッチ

栗の粉で作ったクレープ、ネッチ。

クレープの中身は茸のソテーやチーズ、サルシッチャ、ハム等数種類から選べます。

ヌテッラ等甘いソースを挟んだものもありました。

 

その他に本日のパスタやサラダやお肉のグリルなどもあります。

レストランと違って小さなキッチンで作っているので、ここのお店ではパンやハム、サラダなどをオーダーするのが良いでしょう。

英語メニューはありませんが、若い感じの良いお店の人が、お勧めを教えてくれます。

ワインは地元のワインをグラス、カラフェ、ボトルから選べます。

地葡萄ピニョレットの微発泡白ワインがお勧めです。ボトルで15ユーロ位。

火曜日定休。平日はランチとディナーの間に休みがありますが、土日は休憩なく11時半から23時まで通して営業しているので、

観光やショッピングでランチタイムを逃した、とかオペラの後、軽く食事をしたい、などという時にもぴったりです。