茄子のパニーノ。
日本ではあまり見かけないけど、イタリアでは茄子をパニーノ、つまりサンドイッチの具によく使います。
夏にトマトソースをイタリアの家庭で仕込むように、
茄子のオイル漬けも良く作られます。
作り方はとても簡単。
茄子を5ミリ位の厚さの薄切りにして、茄子の重さの10パーセント強の塩とニンニクのスライスをお好みの量で一かけら、二かけら分位加えに一晩漬けます。
その後、茄子から出た水分を捨て、バジリコとミントの葉と白ワインヴィネガー(茄子の重さの20パーセント位)を加えてまた一晩。
そして、ひたひたになるくらいのオリーブオイルを加えて、出来上がり。
煮沸した瓶詰に詰めて、長期保存もできます。
出来上がった茄子のオイル漬けはニンニクの風味が食欲をそそり、ミントとバジリコがアクセント。
トマトやモッツァレラチーズと一緒にホットサンドにすると、まさにイタリアの味。
オリーブオイルがじゅわっとパンにしみこむのでバターいらず。
ヴィネガーの酸味が食欲を増します。
ゆでたジャガイモと合わせても美味しく(イタリア風マヨネーズを使わないポテトサラダ)、
またパスタのソースにもなります。
手軽にできる、イタリアの味。ぜひお試しを。