ディナーのコースの前菜の一つでニョッコフリットをアレンジしてお出ししています。
ニョッコフリットはオステリア・フランチェスカーナ修行時代に滞在していたモデナの郷土料理。
郷土料理というほどのものではなく、スナックみたいなものです。
モデナ滞在時に良く行ったバールでは、そのまま?それとも生ハムをつける?とオーダー時に聞かれました。
薄い生地の揚げパンに生ハムを巻いて食べたりするのです。
店の4周年記念ディナーにはこんな感じでアレンジしていました。
懐かしい、10年以上前です。
今回は生地の中にリコッタチーズと蕗の薹、生ハムを詰め、たらの芽に生ハムを巻いてフリットにし
春感を出した前菜に仕上げています。