ニョッコフリットを経堂経済新聞で紹介していただきました

経堂経済新聞さんがニョッコフリットの提供を取材して記事にしてくださいました!

写真 – Google フォト

経堂のイタリアン「リゴレッティーノ」、ニョッコフリットを限定提供 – 経堂経済新聞

 

9月末までのアラカルトディナー。

お越し下さるお客様にも好評でとっても嬉しいです!

本当に個人的な思い入れで大好きなニョッコフリット、このエミリア地方の食文化が少しでも認知されたら嬉しいです。

先日お越し下さったモデナを何度も訪れたお客様とはニョッコフリットの呼び名や生地の厚さについてお話しました。

モデナやレッジョではニョッコフリット、ボローニャではクレシェンティーナ、パルマではトルタフリッタと呼ばれ

呼び名は違いますが、揚げパンにハムを載せて食べる文化はエミリア地方のもの。生地の厚さは地方によって異なります。

今回提供している小豆島の発酵生ハム、これも、本当に美味しいんです。

皆さんに食べてもらいたい!ディナーのアラカルト営業は9月末までですが、

コースに追加でニョッコフリットと生ハムは引き続きご用意していますので、是非お試し下さい!

 

真鯛とズッキーニの冷製パスタ

真鯛とズッキーニ、胡麻の冷製カペッリーニ。

ディナーでお出しししています。カペッリはイタリア語で髪の毛。細い髪のように細いパスタ、という意味でその名前がつきました。

真鯛とズッキーニ、少しのレモン果汁でさっぱりしながらも、胡麻でコクを出しています。

冷製パスタは毎年問い合わせがある程人気ですが、今の時期だけ、9月までの提供です。


茹で上がった冷製パスタを氷水でしめて作るこの冷製パスタ、日本では良く見かけますが、

イタリアでは一般的ではありません。

茹でたペンネ等を冷蔵庫で冷やしてサラダのように食べることはありますが、氷水でしめるとせっかく塩味をつけたパスタから塩分が抜けてしまう、とイタリア人は言うのです。

イタリアで初めてミシュラン3星を取ったグアルティエロ・マルケージシェフが日本のそばにヒントを得て冷製パスタを初めて作り、その後日本で進化したとも言われています。

1980年から90年後半代まで続いた日本のイタリアンブーム。

料理雑誌のみならず、女性誌にもマルケージ氏の写真とキャビアがのったカペッリーニを見かけたのを覚えています。

あの頃はパソコンもスマホもなかったので雑誌も良く売れてましたね~。

いつか行くイタリア、いつか開くイタリア料理店を夢見て雑誌の切り抜きをスクラップしていたものです。時代を感じる話ですね(汗)

イタリアの夏も暑いのでモデナにいた時、茹で上がった熱々のパスタにリコッタやドライトマト、ミントやハーブ、松の実を合わせた冷たいソースを合わせる生ぬるい(?)半冷製パスタを良く食べていました。

リゴレッティーノでもこの20年間2回だけ短い期間提供しました。

それはまた、いつかまた別の機会に!

 

 

平日ランチパスタ、ディナーアラカルトに新パスタ

海老とサフランのパスタ。

甘海老から丁寧に撮ったコクのある出汁と、芳醇なサフランが織りなすハーモニー。

このパスタ、実はオープン当初、20年前から度々リクエストがある度に作ってます。

形を変えて手打ちバスタになることもありますが、人気の一皿です。

海老とサフランの組み合わせ、これ、リゴレッティーノ得意の味だよね!

とおっしゃって下さるお客さまもいらしゃって嬉しいものです。

平日ランチパスタ、ディナーアラカルトでご用意しています。

まだの方は是非お試しを!

マッシュルームと枝豆

8月、9月のコース始まっています!

まだまだ暑い8月と少し涼しくなるだろう秋の訪れを感じる9月に合わせたメニュー。

前菜の一つです。

8月旬の枝豆と9月から旬になるマッシュルームを合わせています。

マッシュルームで作ったパンケーキの上にマッシュルームのソテー。

その上に塩檸檬を使ったいわい鶏のポルペッティーノ。

夏らしい枝豆のクリームとこっくりコクのある赤ワインのソースとご一緒に。

 

 

イベント『Via Emilia!』無事終了しました!

8月9日に行ったイベント、エミリア街道を繋ぐ美食旅『Via Emilia!』は無事終了致しました。

お越し下さったお客様、ありがとうございました!

日本唯一のペルシュウ職人の多田さん、

当日はお代わりの注文もあり、沢山ペルシュウ(パルマでのハムの愛称、方言)を超薄切りにカットしてくれました。

皆さん揚げたてのトルタフリッタに載せて

『とろける~!』と喜んでくださいました!

パルマ在住20年、アンティキサポーリの阿部シェフはトルテッリディエルベッタを

水牛のリコッタチーズを使って仕上げ、

アンティキサポーリの名物料理でもあるトマトのリゾットには

偽トマトをのせて。

この偽トマト、トマト風味のブルスケッタをトマトのゼラチンで包んでトマトに見立てたもの。

石井シェフがイタリア修行中パルマのアンティキサポーリに食事に行ったときに、

阿部シェフが作ったこのリゾットを食べたそうです。

 

エミリアのローカルフード、エルバッツォーネを現代的に仕上げたもの。

これは石井シェフの修行先、レッジョのカフェ・エ・アルティ・メスティエーリのジャンニダマートシェフのレシピそのままで作りました。

肉料理は牛頬肉をランブルスコで煮込んで。

改めて、エミリアの郷土料理っていいな、とつくづく思うイベントでした!

『またやってほしい!』

というリクエストもあり、また今回1日限りだったのでお席を十分に用意できなかったので、

来年開催も検討しています!

また日本ではあまり見かけませんが、トルタフリッタ(私たちが滞在していたモデナやレッジョではニョッコフリットと呼んでいます)と生ハムという組み合わせはエミリアで良く食べられ、私たちもイタリア滞在中には好んで食べていました。

『これ、エミリアを代表する食文化の一つだよね。もっと皆に食べてもらいたいね。』

と賄いでニョッコフリットと生ハムを食べながら余韻に浸り、、、

 

来月9月にディナータイムでアラカルト営業をして提供しようかと考えています!

とっても重いのに阿部シェフがパルマから運んできてくれたパルミジャーノ・レッジャーノの食べ比べも用意する予定です。

詳細が決まりましたらインスタでお知らせしますので、お楽しみに!