パルマのお勧めレストラン

伝統的なエミリア・ロマーニャ州の料理が食べられる、パルマのレストラン。

1925年から続く歴史のある家庭的な雰囲気のレストランです。

『Cocchi』
Via Gramasci 16/A Parma

カフェ・アルティ・エ・メスティエレのシェフ、恩師であるジャンニお勧めのレストランで、
早速元スタッフ石井が行って食事をしてきたようです。

30か月熟成のクラテッロとパルマ産生ハムとニョッコフリット。13ユーロ。

トルタフリッタ(ニョッコフリット)を2ユーロで追加できます。

トルタフリッタに生ハムを巻き付けて食べます。

 

カルチョーフィとファッソーネ牛の白いラグーのニョッキ。12ユーロ。

白いラグーとはトマトを入れない赤くないミートソースです。

ファッソーネ牛はピエモンテ州で生育する白い毛皮の仔牛で、脂肪がほとんどない赤身のお肉で柔らかいのが特徴です。

 

香草とジャガイモのトルテッリ。10ユーロ。しっかり中身が入ったトルテッリはかなりのボリューム。イタリア滞在中何度も食べ、何度も作った大好きなパスタ。

ボリートミスト、色々な肉を茹でたもので、
この地方の伝統的な代表料理です。

先日ブログで紹介したコテキーノのスライスもマッシュポテトの横に入っています。

サルサヴェルデというアンチョビとニンニクを加えたパセリのソースと一緒に食べます。

 

どの料理も典型的なエミリア・ロマーニャの地方料理です。
どのお皿もとっても量がありますが、お手頃価格です。

この量のランチを二人で食べ、夕食は何も食べられなかったそうですよ。

明けましておめでとうございます。

日本では年越しにはそば、お正月にはおせちですが、

イタリアでは年越しはザンポーネ、コテキーノと言われる料理が食卓にのぼります。

豚肉のソーセージのようなもので、肩、脚、首、頬など様々な部位を合わせた豚の挽肉にスパイスで味付けします。

それを豚足に詰めたのがザンポーネ、腸につめたものがコテキーノです。

マッシュポテトやポレンタ、新年にお金をもたらす、と言われているレンズ豆などを添えて食べます。

以前一度だけ、アレンジしてメニューに加えたことがあります。

カボチャのソース、

パルミジャーノ・レッジャーノのクレマと

フォアグラを合わせて。

2019年もイタリア料理の伝統を自分なりに表現した新たな料理を創っていきます。

今年もよろしくお願い致します。

 

 

 

カフェアルティ・エ・メスティエリ

僕がイタリアで修行した『リゴレット』のシェフのレストラン。

『カフェアルティ・エ・メスティエリ』

『リゴレット』は地震でなくなってしまったけど、パッショーネ(料理に対する情熱)を感じる素晴らしい料理を楽しめるレストランです。

レッジョ・エミリアの街の中心にあります。

『Caffe  Arti e Mestieri』

Via Emilia San Pietro 16 Reggio Emilia

入り口を抜けると素敵な庭園。

この奥にレストランがあります。

2階が客席で、1階ではエミリア・ロマーニャの伝統的パスタ、トルテッリを作っていました。

料理は、

エミリア・ロマーニャの伝統的な料理をアレンジした本当に美味しいものばかり。

ニョッコフリットとプロシュート

カボチャのトルテッリ

ボローニャやモデナ、パルマ等から近く、食事するためにわざわざ足を運ぶ価値のあるレストランです。