フィレンツェの食事場所の情報等 ※1月24日更新

イタリアに行った時に休憩にちょっと便利かな、と思えるカフェやワインバー、行こうと思ったレストラン等を備忘録を兼ねて紹介します。

イタリアに住んでいる友人からの情報や、しょっちゅう仕事でイタリアに行っている友人や食に詳しいお客様からの情報をメモしていたのですが、それを少しずつまとめていきたいと思います。

フィレンツェ

Casa del Vino』カーサ・デル・ヴィノ

中央市場の裏側、サンロレンツォ教会近くの気軽な老舗ワインバー。 昼営業で夜は金曜と土曜しか営業していない。

Ino』イノ

ウフィツィ美術館近くのオーダーサンドイッチ屋。 日本人の店員さんがいるとか。

Trattoria Armando』トラットリア・アルマンド

日曜、月曜昼休み

1957年オープン、日本のガイドブックにもよく紹介される老舗トラットリア、フィレンツェの伝統的な料理を楽しめる。

フィレンツェ名物、肉のフリットあり。

『Olio e Convivium』オリオ・エ・コンヴィヴィウム

Via S.Spirito 4

惣菜が買え、奥の席で食事もできる。

Le Volpi e l’uva』レ・ヴォゥピ・エ・ルヴァ

Piazza dei Rossi 1

日本人スタッフのいるワインバー、ヴェッキオ橋渡った左岸。グラスワインが豊富でテイスティングセットもあり。

ワインレクチャー講座なども。

具材をパンの上に乗せたオープンサンドイッチのクロストーネが色々ある。11時から21時まで昼休みなくオープン。

Osteria Personale IO』オステリア・ペルソナーレ・イオ

Borgo San Frediano 167/r

洗練された料理と雰囲気のリストランテ。

Gusta Pizza』グスタ・ピッツァ

左岸、サントリニタ近く。フィレンツェでピッツァが食べたくなったら。

『Bartolini』

via dei servi 30v

調理道具の店。

Osteria Cipolla Rossa』オステリア・チポッラ・ロッサ

Via dei Conti 53/r

メディチ家礼拝堂すぐそばのビステカや生肉のタルタルが食べられる店。

Risorante da Lino』リストランテ・ダ・ディーノ

Via Santa Elisabetta 6v

ドゥオモのすぐ近く。ビステカ、仔牛の脳みそなども食べられる。

Giannino in San Lorenzo

Borgo S.Lorenzo 33/37r Firenze

サンロレンツォ聖堂のすぐ近くにあるビステカ・アッラ・フィオレンティーナが食べられる昔からあるの気取らないレストラン。

 

自分が行くかどうかは別にして、有名店で老舗『ソスタンツァ』『チブレオ』や『ガルガ』。

昔から今でも人気で間違いないと思います(どこもサービスはイタリア式なので日本的なものは求めない方が良いですが)

追記

元スタッフ、フィレンツェ滞在中の石井のお勧めパニーニ屋さん。

 

 

お盆休み

お盆休みに入ったため、店へ向かう電車が空いています。

皆さんは海や避暑地へお出掛けでしょうか。

特にご予定のない方は、美味しい料理とワインで、リフレッシュするひとときはいかがですか?

8月12日(日)、13日(月)、14日(火)は今のところ、ランチ、ディナーともにお席をご用意できます。

15日(水)は休業致します。

ご予約お待ちしています。

ぐるなびのネット予約は前日20時まで受付しています。

 

 

オフシーズンのガルダ湖ほとりの街、シルミオーネ

今のシーズン、イタリアの海、湖近くの街はバカンスを楽しむイタリア人、海外からの観光客でごったがえしています。

ホテルは人気のところは一年前から、普通のところでも春には予約が始まり、人気の宿泊場所は間際の夏になってからの予約は難しいでしょう。

 

イタリア北部で人気の保養地、ガルダ湖。

シルミオーネは、紀元前一世紀から景勝の休暇先として知られていて、ローマ時代最初の温泉地とも言われています。

今でも夏の人気のバカンス先のひとつです。

ガルダ湖はヴェネト州とロンバルディア州の間にあり、ヴェローナから西北西へ31キロ。

夏にはヴェローナから直接バスがシルミオーネに1時間に1本出ていると情報を得たのですが、オフシーズンはどうなのか、ネットで調べてもなかなかわかりませんでした。

ヴェローナの宿泊先のホテルで聞いてみても、すぐにはわかりませんでした。

きっとオフシーズンにシルミオーネに行く観光客はあまりいないのでしょう。

バスは2時間に1本程度でした。

希望の時間帯にバスがなかったので、とりあえず、シルミオーネの列車でいける一番近い駅、デセンツァーノに行くことに。

ガイドブックにはデセンツァーノからシルミオーネまでバスが出ているとのこと。

ところが、シルミオーネの駅について駅の観光局で聞いてみると1時間半後までバスはないとのこと。

タクシーで30ユーロ程度とのことだったので、タクシーで移動することにしました。

夏は道を歩くのも大変、と言われるメインストリートも11月は観光客がまばらにいるだけ。

大混雑と聞いていたスカリジェロ城もゆっくりと見学できました。

オフシーズンでゆったり観光できるのは良いのですが、かなりの数のレストラン、ホテルが閉まっている、という難点がありました。

きっとオンシーズンに休みなく営業して、オフシーズンには休むのでしょう。

結局、良さそうな食事箇所は見つからず、ヴェローナに戻ってから食事をしました。

帰りは前もって時刻を調べていたバスに乗って帰りました。チケットはバス乗り場近くに事務所があり、そこで買えます。有料トイレもあります。ヴェローナ中心までバスで戻れ、なかなか快適です。

人気の観光地、シルミオーネにオフシーズンに行くなら、

のんびり観光するならお勧め、グルメも期待するならお勧めしません。

 

 

 

イタリア、ヴェローナのお勧めレストラン その3

ヴェローナのチェントロにある気軽に食事ができるレストラン。

以前、ヴェローナのお勧めレストラン、『プンラトーザ』と『イル・チェナコロ』を紹介しましたが、

3軒目『リストランテ ラ・ヴェッチャ・メスコラ』

『Ristorante La Vecia Mescola』

Vicolo Chiodo 4 Verona

tel 0458036608

ヴェネト州の郷土料理が食べられます。

プリモピアットが9~11ユーロ位、セコンドが18ユーロ位からあります。

こちらはヴェネトに行ったら是非お勧めの一皿。

 

フェガト・アッラ・ヴェネチアーナ

仔牛のレバーのヴェネチア風、ポレンタ添え。

中は半生のトロットロのレバーです。仔牛のレバーなので癖は強くありません。

新鮮なレバーを玉ねぎと一緒に調理した名物料理で、レバー好きにはたまりません。

 

ヴェネト定番のパスタ、ビゴリもロバ肉のラグーがあります。

 

ロバの肉のラグーのビゴリ

ヴェネトでは馬、ロバの肉を良く食べます。郷土料理店にはかなりの確率でメニューにあります。

肉屋さんにも普通に馬肉を売っています。

馬肉

牛肉のタリアータ

リコッタとクルミのラヴィオリ ゴルゴンゾーラのソース

クレーマカタラーナ

行ったときは満席でした。要予約。

美味しいヴェネト料理が楽しめます。

 

トルテリーニ、トルテッリ、トルテローニ

詰め物をしたパスタはエミリア・ロマーニャ州名物の伝統料理です。

トルテリーニが一番小さく、標準サイズがトルテッリ、大きなサイズがトルテローニ。

左がトルテッリ、右がトルテリーニ。

この写真のトルテッリにはカボチャのペーストが詰めてあります。

右のトルテリーニは挽肉が詰めてあり、100グラム3.6ユーロの表示。一人前500円ちょっと位でしょうか。

 

 

小さいトルテリーニはたいていどれも挽肉を詰めていて、

お肉からとったスープ、クリアなブロードに入れてパルミジャーノ・レッジャーノをたっぷりかけて食べます。

この小さいサイズを家庭でちまちま作るのは大変な作業なので、レストランで食べたり、買う人が多いようです。

こちらは大きなサイズ、トルテローニ。

ほうれん草とリコッタ、パルメザンチーズが詰めてあります。

トルテローニは中身がたっぷり詰まっていますので3、4個も食べれば結構十分な量です。

形は写真のものが定番ですが、ほかに四角に包むものもトルテッリと呼んでいました。

中身はリコッタとほうれん草が一番ポピュラーですが、他にもカルチョーフィを詰めたり、野菜だけのもの、挽肉とチーズ、生ハムとリコッタ等バラエティーに富んでいます。

エミリア・ロマーニャ州の街には市場や町の中に手打ちパスタ専門店があり、すでに詰め物をされたものが売っています。生パスタなので茹で時間はほんの1、2分程度。それを各家庭で好みのソースで合わせます。

トマトソースやバターとセージ、生クリームとチーズを合わせたソースや、茹でたてをそのままでパルメザンチーズをかけるだけ、等。

こんなパスタが手軽に買えるなんて羨ましいですね。