イタリアのレストランのガイドブック、ガンベロロッソはフランスのミシュランに比べ、
庶民的なトラットリアや小さなレストランも載せているのでイタリア国内食べ歩きの時によく参考にしていました。
ワインのガイドブックも発行していて、ワインを調べるときに参考にしていたのですが、一昨年から日本語バージョンも発売になっています。
そんなガンベロロッソですが、日本ではあまり知られていませんが、イタリアンジェラートのガイドブックを出しています。イタリア人のジェラート愛を感じるガイドブックです。
イタリアのジェラート業界はこの十数年でものすごく発展し、本当に美味しい旬の果物や産地を厳選した品質の良い材料のみを使った、本物のイタリアンのジェラートを出すジェラテリアをこのガイドブックは紹介しています。
ジェラテリアだけに、星ではなく、コーンで評価をしていて、3つ星ならぬ、3つコーンのが最高とされています。
2018年は2017年より3つコーンのジェラテリアが3店舗増え、イタリア全土で40店舗になりました。
イタリアの州別にみると、2018年はエミリア・ロマーニャ州が3つコーンのジェラテリアが7店舗で、イタリア全州の中で一番になりました。
エミリア・ロマーニャ州の中でも、観光客の多いボローニャに2店舗も3つコーンのジェラテリアがあります。
Cremeria Scirocco
via Barelli 1/c
クレメリア・シロッコ、ボローニャ郊外のお店です。
観光客にとってアクセスは良くないのですが、ここはとても変わったジェラートのあるジェラテリアです。
甘くないジェラートがあるのです。
ツナと玉ねぎ、トマトとタバスコ、ペコリーノチーズ、カボチャと胡椒、、等々。
えっ?どうなんだろう、と思ってしまいそうですが、3つコーンをとっているお店、きっと美味しいに違いありません。とても興味があり行ってみたいジェラテリアNO1です。
Stefino
via S.Vitale 37
新しいくオープンしたジェラテリアが人気がある一方、オープンして20年。チェントロから近くマジョーレ広場から徒歩で5~6分。
営業時間が、13時30分から14時30分、18時30分から22時30分と観光客にはちょっと不便な時間帯にオープンしていますが、ビオにこだわり、グルテンフリーやラッテ・ディ・リゾ(お米のミルク、今イタリアジェラート界ではよく使われている)のジェラートも種類豊富です。グラニータも色々あります。
3つコーンがついているジェラテリアの他にもボローニャには美味しいジェラテリアが沢山あります。
アクセスが良いのが、
Oggi
Via UgoBassi 25
メルカード・デッレ・エルベの入り口にあります。
Galliera49
Via Galliera49/B
こちらもボローニャの中心にあります。昼の12時から夜中の12時まで通して営業しています。
カップで2種類のジェラート盛りで2,5ユーロです。
2軒ともビオにこだわった食材を使っています。
ジェラテリアは冬は休んでいるお店も多いので、行くときには営業期間を確認して行って下さい。
空気をたっぷり含んだイタリアならではのジェラート。
是非イタリア旅行時には本物のジェラートが食べられるお店でお試し下さい。
経堂イタリアン リゴレッティーノ