平目の燻製とリコッタチーズ

ここ数日だいぶ気温も下がり、それに伴い予約も少し増えてきました。

10月、11月のメニューも始まり好評です!

平目を燻製にかけ、リコッタチーズと一緒に柿と酢漬けにした蓮根で包んでいます。

上には菊のマリネをのせて。

一口サイズの前菜にも秋を感じて頂けると思います。

ニョッコフリットを経堂経済新聞で紹介していただきました

経堂経済新聞さんがニョッコフリットの提供を取材して記事にしてくださいました!

写真 – Google フォト

経堂のイタリアン「リゴレッティーノ」、ニョッコフリットを限定提供 – 経堂経済新聞

 

9月末までのアラカルトディナー。

お越し下さるお客様にも好評でとっても嬉しいです!

本当に個人的な思い入れで大好きなニョッコフリット、このエミリア地方の食文化が少しでも認知されたら嬉しいです。

先日お越し下さったモデナを何度も訪れたお客様とはニョッコフリットの呼び名や生地の厚さについてお話しました。

モデナやレッジョではニョッコフリット、ボローニャではクレシェンティーナ、パルマではトルタフリッタと呼ばれ

呼び名は違いますが、揚げパンにハムを載せて食べる文化はエミリア地方のもの。生地の厚さは地方によって異なります。

今回提供している小豆島の発酵生ハム、これも、本当に美味しいんです。

皆さんに食べてもらいたい!ディナーのアラカルト営業は9月末までですが、

コースに追加でニョッコフリットと生ハムは引き続きご用意していますので、是非お試し下さい!

 

真鯛とズッキーニの冷製パスタ

真鯛とズッキーニ、胡麻の冷製カペッリーニ。

ディナーでお出しししています。カペッリはイタリア語で髪の毛。細い髪のように細いパスタ、という意味でその名前がつきました。

真鯛とズッキーニ、少しのレモン果汁でさっぱりしながらも、胡麻でコクを出しています。

冷製パスタは毎年問い合わせがある程人気ですが、今の時期だけ、9月までの提供です。


茹で上がった冷製パスタを氷水でしめて作るこの冷製パスタ、日本では良く見かけますが、

イタリアでは一般的ではありません。

茹でたペンネ等を冷蔵庫で冷やしてサラダのように食べることはありますが、氷水でしめるとせっかく塩味をつけたパスタから塩分が抜けてしまう、とイタリア人は言うのです。

イタリアで初めてミシュラン3星を取ったグアルティエロ・マルケージシェフが日本のそばにヒントを得て冷製パスタを初めて作り、その後日本で進化したとも言われています。

1980年から90年後半代まで続いた日本のイタリアンブーム。

料理雑誌のみならず、女性誌にもマルケージ氏の写真とキャビアがのったカペッリーニを見かけたのを覚えています。

あの頃はパソコンもスマホもなかったので雑誌も良く売れてましたね~。

いつか行くイタリア、いつか開くイタリア料理店を夢見て雑誌の切り抜きをスクラップしていたものです。時代を感じる話ですね(汗)

イタリアの夏も暑いのでモデナにいた時、茹で上がった熱々のパスタにリコッタやドライトマト、ミントやハーブ、松の実を合わせた冷たいソースを合わせる生ぬるい(?)半冷製パスタを良く食べていました。

リゴレッティーノでもこの20年間2回だけ短い期間提供しました。

それはまた、いつかまた別の機会に!

 

 

平日ランチパスタ、ディナーアラカルトに新パスタ

海老とサフランのパスタ。

甘海老から丁寧に撮ったコクのある出汁と、芳醇なサフランが織りなすハーモニー。

このパスタ、実はオープン当初、20年前から度々リクエストがある度に作ってます。

形を変えて手打ちバスタになることもありますが、人気の一皿です。

海老とサフランの組み合わせ、これ、リゴレッティーノ得意の味だよね!

とおっしゃって下さるお客さまもいらしゃって嬉しいものです。

平日ランチパスタ、ディナーアラカルトでご用意しています。

まだの方は是非お試しを!

マッシュルームと枝豆

8月、9月のコース始まっています!

まだまだ暑い8月と少し涼しくなるだろう秋の訪れを感じる9月に合わせたメニュー。

前菜の一つです。

8月旬の枝豆と9月から旬になるマッシュルームを合わせています。

マッシュルームで作ったパンケーキの上にマッシュルームのソテー。

その上に塩檸檬を使ったいわい鶏のポルペッティーノ。

夏らしい枝豆のクリームとこっくりコクのある赤ワインのソースとご一緒に。