イタリア紀行1

今まで5年半リゴレッティーノを支えてくれた石井がイタリアに旅立ち約10日。

無事にミラノに着き、ミラノ滞在を満喫した様子。

 

ルイーニのパンツェロッティも食べたとのこと。

ドゥオモからすぐ近く、1888年南部プーリアから北部ミラノに移民したアゴスティーニ・ルイーニ氏の

老舗の揚げパン屋、『ルイーニ』

南イタリアのプーリア出身のルイーニさんが故郷の味、モッツアレラチーズとトマトの入った揚げピッツァ、パンツェロッティを

ミラノで紹介したところ人気になったお店です。

パンツェロッティをミラノに広めたとして、

その歴史的功績?をミラノ商工会議所やロンバルディア州政府から認められ賞をいくつかもらっています。

ミラノで働くイタリア南部出身者に、故郷の味を与え心を癒してきたと言われています。

 

僕がイタリアにいた時代はすごく古ぼけた昔風の店だったのに、調べたらいつの間にか改装して、今時のお店になっていました。

今はミラノにもナポリ風のピッツァを食べられる店は色々あり、

その存在、その味は、もしかしたら特別ではなくなったかもしれません。

でも以前は、十数年前でさえ、南に行かないと塩気がしっかりきいたもっちりしたの生地のピッツァはなかったんです。

そんな中、店が変わりながらも(多分今は三代目が店をやっているはず)、

新しい世代に、外国からの観光客に受け入れられ、ずっと続く、

それは素敵なことだと思います。

 

さて、ミラノを楽しんだ後、石井はしばらく滞在する予定のフィレンツェに移動。

そこでイタリア式洗礼を受けることに。